こんにちは!現役エンジニアの優輝です。
「なかなか仕事に集中できない」「どうしたら何時間も集中できるの?」
と疑問に思いながら、日々の生活を送っていませんか?
結論から言うと「勉強中の環境が悪い」可能性が高いです。
人は環境に影響を受けやすい生き物です。
ハーバード大学のある研究では仕事量の少ない人を生産性の高い同僚の隣に座らせるだけで17%も効率がUPしました。
このことからも人が環境に影響されやすいと言うことがわかります。
「環境をリメイクすれば自動的に集中できるようになる」これは間違いありません。
ですので今回は身近な「スマホの環境をリメイクする方法」について解説していこうと思います。
集中したいならするべきスマホの設定3選
集中したいならするべきスマホの設定は大きく分けて3つしかありません。
「〇〇というアプリを入れて、設定でこれをOFFにして・・・」
と言った具合にたくさんのことをやる必要はないのです。
効果的な方法はいつだってシンプルなものです。
3つの方法とは以下のもの
1.通知は基本的にOFF
2.開けるアプリは制限する
3.手元には置かない
ここからはこの3つを詳しく解説していきます。
1.通知は基本的にOFF
「勉強を始めようとしたけどYouTubeの通知がきて見てしまった」
「勉強の最中にLINEの通知がきて集中が途切れてしまった」
こんな感じで通知に振り回された経験が1度ぐらいはあるのではないでしょうか?
スマホはあなたの時間を奪う目的で作られています。
設計側としては長い時間スマホに触れさせておけば、その分利益が多くなるわけですからある意味当然のことです。
そしてスマホを触らせる理由づけに通知以上の適任はいません。
「通知できっかけを作り、長時間触らせる」
こうして私たちは貴重な時間をスマホに取られているのです。
そうならないためにも通知をOFFにしてきっかけを無くしましょう。
設定もそこまで難しくありません。
iPhoneの方であれば集中モードと言われる機能を使って通知をコントロールできます。
例えば「家族以外の連絡は通知しない」や「仕事のチャットだけ通知をONにしておく」など柔軟に設定しておくことができます。
こうしておけばイレギュラーなことが起こったとしても対応が効きますし、集中を妨げられることもありません。
2.開けるアプリを制限する
2つ目は「開けるアプリを制限する」です。
人は選択に思いのほか体力を使います。
「今日の昼食は何にしようかな?」「今日は何を着て行こうかな?」
など日々の小さな選択で脳は疲弊してしまいます。
であるのならば「選択肢をできるだけ無くしておこう」というのがこの理論のもとになっています。
集中が途切れてしまいふとスマホを触った時に、どんなアプリでも無作為に開ける環境であれば作業に戻ることは困難でしょう。
しかし開けるアプリを制限しておけば比較的作業に戻りやすくなります。
そもそもスマホの魅力を限界まで下げているため「触ろう」という気にすらなりません。
設定も簡単で先ほども使った「集中モード」を利用しましょう。
「電話とメールだけは使えるようにしよう」「カメラとメモだけ開けるようにしよう」
こんな感じにしておけば不用意にSNSなどの誘惑を受けずにすみます。
ぜひ試してください。
3.スマホを玄関におく
3つ目は「スマホを玄関におく」です。
どんなに設定を変えても近くにスマホがあると能力がガタ落ちします。
これはテキサス大学のエイドリアン教授の研究によって判明したものです。
研究では参加者に深く集中しないと解けない問題を与え、その成果を比較しました。
研究では参加者を4つのグループに分け、スマホの状態を以下のように指示を出しました。
1.机の上に画面を下にして置く
2.服のポケットに入れる
3.カバンの中に入れる
4.別室においておく
その結果4のグループが最も良い成果を出し、次いで2と3が同じような成果で1が最も成果が悪火っったようです。
つまりスマホは近くにあればあるほど私たちの集中力に悪い影響を与えるのです。
私のおすすめはスマホを玄関において置くことです。
そうしておけばスマホを触るためにわざわざ部屋から出て、廊下や階段を渡り取りに行かなければなりません。
人は面倒なことを嫌がる習性があるためスマホを触りにくくなります。
さらに玄関などの遠くにおいて置くことで、通知も聞こえづらくになるため設定せずとも通知をブロックできます。
ぜひ試して見てください。
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